マグニファイアングルファインダー
PEAKルーペと取付けフレーム PEAKのスケールルーペで10×のアングルファインダーを作ってみました。
フレームの材料 ルーペを取り付けるフレームの材料です。身の回りを見回すと,NikonFのファインダースクリーンのケースの裏蓋がそのままカメラのファインダー取付け部にぴったりなのを発見。
 ルーペの外径ぴったりにサークルカッターで裏蓋に丸く穴をあけます。さらにカメラのファインダー取付け部に合わせて不要な枠部分を切り取ります。
 インシュロックを利用してファインダースクリーンの浮き上がりを防止するスプリング構造を作ります。
フレームを裏から見たところ フレームを裏から見たところです。
φ2深さ2mmくらいの穴を2箇所あけ写真のようにインシュロックをとめます。インシュロックの長さは実際にカメラに取り付けて適度な押さえとなる程度に調節します。
ルーペをフレームにセットしたところ ルーペのレチクル部分を取り外して,レンズ部分のみフレームに取り付けます。
ルーペをカメラに取り付けたところ アングルファインダーを外して,ルーペを取り付けたところ。ピント機構を利用してピントスクリーンの焦点面にピントを合わせます。
10×のルーペで視野も明るくかなり正確なピント調節が可能です。
ミューロンやボーグの場合,天頂付近から水平方向まで楽な姿勢でピント合わせができモノキュラを使ったマグニファイアより使いやすいです。
スケールルーペのレチクル <おまけ資料:Peak Scale Roope 10X>
このスケールルーペのレチクルを参考に載せます。スケール上で0.1mmの目盛り,最小線幅0.25,角度スケールなどがありちょっとした測定に非常に便利です。また,スケールルーペはこのほかにもいくつかの倍率のものがありますが,この10×のルーペは,視野の平坦度がよく非常に使いやすく気に入っています。
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