PHILIPS製 ToUcam ProU model:PCVC840K Sensor : 1/3"VGA CCD 一昨年の火星大接近の年に惑星観測者の間で大ブレークしたWebカメラの後継機。撮像素子にCCDを使用し他のWebカメラと比較してaviファイルの圧縮率が低く高品質の画像を得られる特徴がある。 2年ぶりに接近する火星を今年は是非このWebカメラで迎えたくて導入した。手っ取り早くタカハシスターベースで販売している31.7スリーブ付を入手した。 スターベースではこのキットに関するサポートはしないとの事なので改造方法を記載する。 |
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←レンズ部分を左回転して取り外す。 ボデー側はCCDが露出しているのでゴミなどが付着しないようテープで蓋をするなどして保管しておく。 レンズ部分に組みこまれている赤外線カットフィルタ(以下IRカットフィルタ)を取り出すためにレンズ部を分解する → 外カバー(左端のめっき品)の内部から押さえクッション,フード付鏡胴,固定ゴムリングの順に取り出す。この鏡胴にIRカットフィルタが組みこまれている。 |
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←鏡胴を外側のフード側から見たところ。 鏡胴をCCD側から見た→ ところ。端にオレンジ色に薄膜っぽく光っているのがIRカットフィルタ。 市販のIRカットフィルタを31.7スリーブの先端にねじ込む手もあるが,結構高価なのでこの内蔵IRカットフィルタを活用しない手はない。 |
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←フード部と鏡胴は非常に弱い接着剤で固定されている。フード側をプライヤでしっかり保持し,鏡胴の2面カット部をラジペン等で挟み,プラスチック製の鏡胴部のねじをつぶさないように気をつけながら回転させながら取り外す。 鏡胴部からフードを取り外したところ。 → レンズが見えている。 |
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←鏡胴部からレンズ2枚とスペーサ類を取り出す。(レンズ類は使用しないので捨てる) IRカットフィルタの付いた鏡胴部を31.7スリーブ内部にねじ込む。 → |
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←IRカットフィルタを取り付けた31.7スリーブ。 完成→
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