座高可変形観測用椅子 ○ 座高可変形観測用椅子
 皆様は観測時どのようなスタイルで望遠鏡を覗いていますか?
普通の折りたたみ椅子などではなかなかアイピースの位置と目の位置が合わずしんどい姿勢で覗いていませんか?シートの高さを簡単に調節できる椅子も市販もされていますが結構入手しにくかったり高価だったりします。
 市販のアングル材を使って,簡単に写真のような座部の高さが変えられる椅子を作ってみました。これで水平線から天頂までの観測が非常に楽な姿勢でできるので,じっくりと観望することができます。
座部構造
□ 材   料 □
@棚用穴付きアングル材(横穴)主脚用---2本
A棚用穴付きアングル材(横穴)副脚用---2本
B小カラビナ  天頂観望用開き止め用---2個
C穴付き平板         開き止め用---2本
Dズンギリボルト M 6 ----------------- 4本
E石付き用台座 --------------------- 4個
F石付き     --------------------- 4個
G背 板     ----------------------- 1枚
H座 板 (小型のまな板の角を丸めた) --- 1枚
I支え板1(ベニヤ板)-------------------1枚
J支え板2(アルミ板)------------------- 2枚
KL金具-- 2個 L蝶番-- 2個 Mゴムカバー 4個
NM 6ナット16個OM 6ワッシャ約22個 木ねじ少々
 
□ 作 り 方 □

 作り方は,写真を見ていただければすぐにわかると思いますので省略します。アングルの長さなどは自分の用途に合わせて簡単なスケッチを描いて決めてください。
 座板は,小型のまな板程度の奥行きの短いものを選定してください。どっかり腰掛ける椅子のつもりで奥行きを大きくつくると支え板も大きくなり強度面で問題があるのに加えて,観測するときに高さを変えるのが大変でLowPositionでの調節が大変しにくくなると思います。
□ 使 用 状 態 □
 
ハイポジション                 ローポシション               折りたたみ状態
HighPosition LowPosition TurnDownStyle
天頂観望用




双眼鏡や肉眼での観望のとき左のように主脚をうんと倒すと,
寝そべったような姿勢で楽に天頂付近の観望ができます。





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