■ ミューロン210ミラーシフト防止装置 ■
Mewlon180CutModel ←ミューロンの主鏡周辺の内部構造。
(タカハシカタログから抜粋)
右の上図は,ミューロン210の標準ピントノブ断面図。右の下図は,ミラーシフトロック付きに改造後。標準の小ねじの替わりにM4 のずん切りねじをねじ込みナットでロックする。
ピントノブは銘板をはずしφ4.5〜5.0の穴をあける。
ミューロン接眼部断面
ピントノブ外部 ←ピントノブの滑り止めラバーをめくると,M3のセットスクリューが3本出てきます。3本のM3セットスクリューを十分に緩め,ピントノブを左回しにするとピントノブを右図のように取り外すことができます。⇒
<警告!>このとき望遠鏡は,必ず水平にして作業すること。垂直に立てると,すっぽり主鏡がバッフルごと抜け落ちて副鏡を破損する。
ピントノブ内部
ミラーシフトロック前状態 ←左は,組み立てた状態。M4のねじがピントノブからから出ている。

右は,秋葉原で売っているツマミにM4のタップをたててM4ねじにねじ込んだ状態。ピント調節後このツマミを締め上げるとミラーが動くのを軽減できる。⇒
ミラーシフトロック使用状態
この装置はシュミカセの富田式ミラーシフトロック装置のアイデアを,ミューロンに応用したものです。
実際の撮影ではこの装置に加え,撮影中に子午線を横断しないようにする,ピント合わせはミラーを持ち上げる方向(左回し)にまわしながら行うなどの注意が必要です。
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