■ MONOLOGUE ■
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■2003年はここまで。■
■2003/12/24(水)荒川ダムで撮った地球照の写真をUP
山際に沿って昇る地球照を抱いた月齢27の月をUP。冬枯れの木立を前景に,心象風景のようなシーン。デジカメをセットする時間が無く,Nikon200mm望遠を取り付けたままのBJ32Cで撮影。ピントが心配だったがまずまず。
■2003/12/21(日)土曜日休日出勤して,帰宅後昇仙峡上流の荒川ダムへ。
 このごろやたら社内の提出資料が多く閉口する。そのために休日出勤。10時PMごろ帰宅し,夕食後荒川ダムへ向かう。今日のターゲットは昨年からの宿題であるNGC2174モンキー星雲。このところ天気は抜群の日が続いているが,今日はあいにく強い冬型気圧配置で撮影できないかもしれない。BJ32CのCCDサイズでは300mmくらいの明るいレンズが最適だが,予算の関係上未入手。そのため,Nikonの200mmF4レンズで撮影することに。
 夜中12時半ごろダムの奥の駐車場に着いて準備開始。山間部のためか意外と風が弱い,冬にいいかもしれない・・・と思っていたら,セッティングを終わった頃からビュンビュン風が吹き始め,さらに雪まで舞いだしてきた。やむを得ず望遠鏡にカバーをかけ,仮眠。3時半頃,ようやく雪が止み,撮影スタート。NGC2174,M44を撮ったところ当たりから天文薄明が始まって片付け始めたら,月齢27の月が東の山ぎわから昇ってきた。冬枯れの木々をシルエットに地球照が美しい。
■2003/12/20(土)ディープサイクルバッテリー入手
 昨日,以前から物色していたディープサイクルバッテリーを入手した。電源は35Aの自動車用バッテリーを使っていたが,先日も撮影途中でバッテリーがなくなってしまい大変困った。赤道儀駆動,自動導入装置,オートガイダー,冷却CCD,それにノート形PC,これだけの電源をまかなうには100Aクラスのしかも放電充電につよいディープサイクルバッテリーが必要だ。デルコのものが有名だが専用の充電器が必要である。しかも結構充電によるトラブルがおおいらしい,Netで探していたら特別な充電器のいらないものを発見。グローバルユアサ製のBrightStarのディープサイクルバッテリーで,価格も安い。しかも取扱店が,ミスティックというキャンピングカー販売店でこの敷島町にあるではないか!! 早速メールで確認し,本日購入してきた。引き取りなので税別¥10,500でした。期待度大!である。
 それから,先日割れためがねレンズをメガネ店に注文。以前のメガネを使っていたが手元にピントが合わず仕事にならない。遠近両用が必需品状態,はやく来て欲しい。こちらは割引で,¥13,500。これは必要経費ということで家計から出費してもらう。
■2003/12/14(日)広告バナーが消えました。
 昨日,今日といい天気です。ちょっと月が残っているのと,仕事が忙しくて撮影にはいけませんが・・・。
 このHPは,ジオシティーの無料HPのため広告バナーの表示が義務付けられていますが,TOPページだけでいいみたいです。サブディレクトリー上の広告バナーは,ジオガイドにあわせて表示・非表示の選択ができることがわかりました。TOPページ以外のジオガイドを全部消したら,Localの画面と同じになりずいぶんすっきりしました。
■2003/12/7(日)明け方から冬型気圧配置になり快晴。
 朝から強風。今日は,朝7時半から町内の溝掃除と消火器訓練。ちょっと寝すごした。このあたりの風習で,欠席すると出不足金といって¥3,000徴収される(らしい)のであわてて参加。強風のため消火器訓練は中止になった。皆さんも中止になってうれしそう。
 そろそろ冬支度をする季節になってきました。快晴の日が多くなりますが風が強く寒い気候になります。標高1000mくらいでも軽く氷点下10度位になり,観測も厳しくなってきます。何よりも電子機器関係の保証温度が0℃以上なのでその管理が大変です。
 今日は,車も冬タイヤに履き替えました。
 昨日UPしたP/Encke彗星の移動の様子の画像が位置合わせが狂っていて星がぐるぐる動いているので修正しました。GIF画像をPHOTOSHOPで重ねてゆくので結構手間です。星の等級や撮影時刻それにスケールを入れているので位置合わせに各画像のファイルにと時間がかかります。
■2003/12/6(土)天気,雨。明日から冬型気圧配置に。
 今日は,午後から雨です。夕方から近所の温泉に行って来ました。露天風呂で,雨がふっているのに流れる雲越しに月が見えました。明日から冬型気圧配置で寒くなりそう。車もそろそろ冬タイヤに履き替えないと・・・。
 お風呂に入るときは,いつもメガネをかけたまま入るのですが,石鹸でレンズを洗っていると,レンズが枠からはずれてタイルの床へ落としてしまいました。うぅ・・・割れてしまった!!。ついてない。
   話は変わりますが,そろそろ年賀状の季節です。今年はいつになく喪中のはがきがたくさん来ます。なぜでしょう??
 今日は,先先週,野辺山で撮ったM76P/Enckeの1時間の移動状態をUPしました。
■2003/11/29(土)雨の週末になりました。
 なかなか週末は天気に恵まれません。来週は満月直前のため,DeepSkyは当分お預けかなぁ。ということで今日は,先週撮像した02P/Encke周期彗星と,デジカメで撮った土星をUPします。
 ところで,このホームページの容量は12MByteなんですが,実際のとこローカルではとっくに15MByteを超えています。じつは先々週まったくUPできなくなってあせりました。とりあえず余分な隠れた画像や重いデータは軽くして難を逃れましたがそろそろ危ないです。どこか容量の大きいところへ引越しするか,古いものは削除して新しいものをUPするかしかありません。2つのHomePageを1つのようにして使うのはジオシティのルールで禁じられています。なにか引越ししなくてもいい方法はないものかなぁ。
■2003/11/24(月)ミラーシフトロックを自作工房にアップしました。
 今日は,CCD入門さんのご要望にお答えして,ミラーシフトロック装置を紹介するページをUPしましたので参考にしてください。
エンケ周期彗星  世間は休日,当社は夏の電力調整休日のため今日は出勤でした。
 土曜日は野辺山へ撮影に行ってきました。久しぶりの晴天と新月の闇夜の組合せでばっちり・・・のはずでした。でも,バッテリーがかなり弱っているみたいで撮影開始後4時間ほどで11Vを下回ってしまい,車のエンジンをかけ,DC−ACインバーターで100Vを取り,交流充電器から充電しながらの撮影になりました。それでもM78撮影中に電圧が9Vをきり,ついにPCがダウン。
 でも,この日はPictor210のテストもでき,66年ぶり好条件のエンケ彗星にも出逢えて撮影でき,まずまず良かったかなと思います。
 ところで,野辺山の国立電波天文台のすぐ横にはザイラースキー場などがあり冬場はナイター照明の為,この地も撮影スポットではなくなってしまいますが,土曜10時ごろには気温が下がり,人口降雪を始め,一晩中雪作りをしていました。いよいよ冬の到来です。  
■2003/11/17(月)土日が会社行事でつぶれてしまいました。
木曜,金曜と出張のお片づけで土曜日出勤,日曜は開発部隊の本日開催の新製品報告会のような行事の準備でつぶれ,いまようやく帰ってきました。土日は天気が良くなかったので,まぁ許してやるかな。今度の土日は是非晴れて欲しいな,久しぶりの好条件で回帰中のエンケ彗星を画像に押さえて見たい!!
 今日は,日曜の夜ホテルで作ったEM200の三脚架台の補強装置のページをUPします。
 先ほど掲示板を見たら,ミューロンのミラーシフトロック装置の参考資料の要望が来ていました。実は,工作は簡単なんですが内容を紹介するのに構造図くらいあったほうがいいかな?と思って,延び延びになっているページです。実はその構造図を描くのに構造をはっきり覚えていないので,ピント調節ノブのあたりを分解しないといけないので,ついつい億劫で先延ばしになっていたところです。今週は,仕事がたて込んでいるので今度の土日にはUPするようにしたいとおもいます。
■2003/11/14(金)宇宙開発事業団の菊山紀彦氏の講演を聞いてきました。
 今日は給排水設備研究会の20周年事業の記念シンポジウムに出席してきました。この会は給排水設備に関する産官学の研究会ですが,なぜか記念講演ではよく宇宙関係の方の話が催されます。以前も元国立天文台の磯部秀三氏のスペースガードの講演がありました。今日は宇宙開発事業団の菊山紀彦氏(元種子島宇宙センター所長,元筑波宇宙センタ所長)の「宇宙の暮らしと水」というテーマの話でアポロ11号の月面着陸からスペースシャトル,国際宇宙ステーションに至るいろんな宇宙飛行士との交流談や水・空気にかかわる話,トイレの話など非常に面白かった。最後は宇宙船地球号の豊かで脆い自然環境の大切さを訴えて講演を締めくくられましたが,あっという間の1時間でした。
■2003/11/9()ナノカーボンDI入手
新宿ヨドバシカメラのカメラ館でエツミのナノカーボンDI(接点改質材)を入手。\1,330(定価\1,900)。「直径15ナノメーターのダイヤモンドが金属表面の凹凸を埋めて、電気の流れを改善。バッテリーライフの長期化、起動・操作時間の高速化に!デジカメメモリー、バッテリー、レンズマウント等にお使いいただけます。」というもの。オートガイドの接点不良改善の決定打になるか??
 発売元 (株)エツミ,製造元 東洋ドライルーブ(株)。
■2003/11/8(土)μ210にMeadF3.3レデューサを取付ける方法
 μ210にF3.3レデューサを取付ける方法を自作工房にUPしました。CCDカメラは,カラータイプのBJ32Cで31.7スリーブで接続しますので,IRカットフィルタはBJ側の31.7スリーブ先端にねじ込んでいます。

PS. B&WのCCDでカラー撮影する場合は,LRGBフィルターの切替え装置用に接続を変更する必要があります。
 ST-7の場合,SBIGのCFW-8A(カラーフィルタホイール)はTマウント接続ですので,直接DのM42×P0.75ねじを接続すればいけるのではないかと思います。万が一ピントが出ない場合,3.3レデューサの先端を切り落として短くし,レデューサを主鏡側に近づける必要があります。
■2003/11/3(月)土・日にかけて甘利山に行ってきました。
 1日の土曜日のお昼すぎ,今日はどうしようか迷っていたところへ「今夜はご飯いるの?」とカミさんに聞かれ,促されるように星見に行くことに決定。移動性高気圧の中心が東に去り,雲の多い天気で北に行こうか南にいこうか迷いましたが身近な甘利山に決めました。今日は上弦,DeepSkyは夜半以後になるが,MeadのレデューサやPictor201XTとPyxisの動作テストなど課題がたくさんあるので本格的な冬空のまえにそれらの確認を兼ねていってきました。
 絶えず雲が流れ,湿気が高くすぐに望遠鏡が夜露でぐっしょり濡れてしまう悪条件でしたが何とか上弦の月去り行く火星をデジカメで撮影して夜半が来るのを待ちました。その間,車も望遠鏡も夜露で水浸しです。濡れては車のヒーターで乾かすことを繰り返していました。M76(小亜鈴星雲)を撮像しましたが露で主鏡がぬれ,はっきり撮れません。
オートガイド試験画像M42  まず,MeadのF3.3レデューサは,よく見慣れたフィールドで確認するためとオートガイドなしで写せる対象としてM42を選びました。BJ32Cで1分露出を10枚とって,点像のものが3枚(ほかの7枚はピデオリックモーションの影響で没)取れたので,3枚コンポジットして仕上げてみた。結果は上々で,輝星の周りに光条が出るが星像は小さくトラペジウムが4つに分解できており5つ目がダルマ形に写っている。ギャラリーに掲載したものはスターシャープフィルタはかけていない。ミューロンのF4システムとして使えそうである。


 次に,接点復活材でメンテしたPitor201XTとPyxisのチェック。雲が流れてきてなかなかキャリブレーションできないがM42の3分露出5枚とM78の10分露出を行った。結果は正確に動いた様子で,いずれも点像に写った。M78の画像は,露で主鏡が曇って失敗作だが星は完璧ではないが点にガイドできている。Pictorではこれが限界なのかな?
 
■2003/10/30(木)アメリカの天文ファンにあいました。
日本水道協会全国総会岡山水道展からの帰り,しなの号の車中で天文ガイドを読んでいたら後ろから「何の本を読んでいますか?」と流暢な日本語で話しかけられ,振り返ると外国人でびっくり,最初はキリスト教のお説教でもされるのかな??と思いながら「天文ガイドです」って言って本を見せると「すばらしい!!私も天文ファンです」といって,いろんな話をしてくれました。サンフランシスコに住んでいてCellestronの最新のC8NavigationSystemをもっているとのことで,星を見ているととっても心が和むと話してくれました。自動導入装置はアメリカではGoToSystemと呼ぶようです,便利だと言ってました。彼は,John BatesというApple社のVLSI EngineerでCCDカメラもつくったことがあるとのこと,お互いに名刺交換をして,しばらくお互いの機種やCCDの話をしていました(もちろん日本語で)。帰国前に東京に寄るのでPentaxのXWアイピースを買いたいとのことで,誠報社やタカハシスターベース,協栄など読んでいた天文ガイドの広告ページを紹介しておきました。タカハシ製品はアメリカでもかなりの人気のようです。
■2003/10/27(月)天文硬派WebRingに参加。
昨日,天文硬派WebRingに参加申込み。さっそく承認のメールが届き,TOPページにWebRingのバナーをデザインした。また,昨日UsedTelescopeNetworkにリンク申込みをした。
■2003/10/26(日)先週の土星を画像処理して,1枚だけUP。
 先週撮像した土星のうち,ピントがイマイチですが,1枚だけUPします。比較的写りのよかった5枚をRegistaxでコンポジット画像処理しました。せっかくシンチレーション抜群の日だったのに技術が伴わず残念ですが今年最初の土星ということで記録に残したいと思います。かろうじてカシニの空隙がかすかに見えています。
今年最初の土星  昨夜は,台風17号が関東南東に接近ということでくもの多い天気になり撮影はあきらめました。気になっていたオートガイダーの接点不良を修理するため,接点復活材できればナノカーボン粒子の入った接点改質材をさがしに半日うろうろしてました。近所のカメラ量販店,電気量販店,自動車アクセサリ店,DIYなどまわって来ましたが,残念ながらナノカーボンの入った接点改質材は見つかりませんでした。仕方なく普通の接点復活材をヤマダ電器で買ってきてPictorやPyxisのコネクターやスイッチ類に吹きかけてみました。Pictor201XTは,SWの表示発光ダイオードが確実に反応するようになりました。これでいけるかなぁ・・・。
 今日,日曜の朝になって天気が回復してきました。試験撮影してみるかな?
■2003/10/19(日)土曜の夜から甘利山に行って来ました。
 甲府バレーライトダウンはうまくいったのでしょうか?甘利山は,10時ごろまでは雲が次々押し寄せ,湿気の多い天気でした。甘利山駐車場で阪神VSダイエーの中継を聞きながらうとうとして晴れるのを待ちました。夜半からは湿気も下がりGoodな天候になってきましたが,予定していた火星は西に傾き,DeepSkyをするにはちょっと向かない下弦の月が昇ってきました。でもうっすら天の川が見えるいい条件でした。M52,M74などのウォッチングを楽しんだあと,撮像に入りましたが,何度やってもオートガイドが不調で星が流れてしまいます。原因を探している間に薄明が始まってしまいました。キャリブレーションはうまくいっているようなんですがガイドモードに入ってPictorの出力信号がPyxis(自動導入装置)にうまく伝わってないような気がする。Umm・・・・・
第5回甲府バレーライトダウンの日の土星 誰か同じような問題にぶつかってないかなぁ?接点の接触が悪いのかもしれない。確か3ヶ月ほど前の天ガに接点復活材の記事があったようなきがする。それでも試すかな?
 薄明の中お日様が出てくるのと競争しながら土星を見ました。張り付いたようにシンチレーションが安定してカシニの空隙が全周くっきり見えた。こんなのはじめて。残念ながら写真はうまく撮れなかった。残念・・・・
 PS1.ミニプラネタリウムの詳細版の最微光星を7等にしました。(8等では小さい画面に星が多すぎて何が見えているのかよくわからないので)
 PS2.夕方,千葉のYさんから久々にメールが入った。宅建の試験が終わったらいしい。
■2003/10/18(土)円形プラネタリウムに自動運転モード
 円形プラネタリウムの,15分の前後ボタンをやめ,自動運転モードの停止,運転ボタンに変更しました。時間経過で星が動く様子は,なあんとなく“飽きず眺める”っていう感じです。
 今日は,第5回ライトダウン甲府バレーの日。今まで夏に行われてましたがなかなか天気に恵まれず,今年は天候の安定している秋になったようです。小惑星発見で有名な清里の大友哲さんらの主催するイベントが近くの芸術の森であるようです。さて今夜の天気はどうかな?
■2003/10/13(月)もっと詳しいプラネタリウムを作りました(天気:雨のち曇りのち大雨のち曇り)
 今日も雨模様です。今日は,今の星空を表示するミニプラネタリウムを改良しました。現在時刻の状態を表示するので,昼間にアクセスすると空には太陽と金星が表示されるだけでした。夜時間まで早送りするのが面倒なので起動したときに日没後60分後の薄明中の星空を表示するようにしました。それからもっと詳しい星空を見たい人のために双眼鏡レベルの星(8等級)まで表示できる詳細版を作りました。入り口は,今の円形プラネタリウムからリンクするようにしてあります。こちらは自動運転もできます。また各地の日没後60分後の状態を表示できます。
 と,いうことでこの3連休残念ながら一度も星は見えませんでした。
■2003/10/12(日)ピンボケ手ブレ修正ソフトを使ってみました。(天気:雨のち曇り)
M97のピンぼけ・手ぶれレスキュー処理例  今月号の天文ガイドにピンボケ手ブレ修正ソフトというのが紹介されていました。
 ガイドが流れた失敗作をウントコ持っている私としては非常に興味がありさっそく使ってみました。
 左の上側のM97の処理例は,かなりうまくいった例だと思います。(ちょうどこの撮影のときは,メイン望遠鏡(μ210)を自作のアリガタアリ溝でプレートに固定していたときで固定が甘く望遠鏡が動いたために軒並み左の処理前の写真のようにブレた画像になってしまいました。)
 ひとつの光点のブレた範囲のピクセル値をパラメータとして与えると軌跡に沿って修正し,点像にしてくれます。ただし同時にシャープエッジ効果に伴うノイズがかなり発生しますので,最後にPhotoShopのガウスぼかしフィルターでぼかしてできるだけノイズを消し,バックグラウンドを調整して処理後の画像を得ています。注意点としては,ブレ範囲のピクセル値の値によって新しい輝点ができてしまうことがあることです。星が多い場合など気づかないかも知れないので注意が必要です。
 左の下側のモンキー星雲の例は,うまく処理できなかった例です。
 A点はきれいに点像になりましたが,いろんな輝度のものがほとんど同じようなおおきさの丸になってしまっています。B点はZ形の元画像のブレがそのまま残っています。輝度がひくくコントラストの低い輝点は修整対象として認識しないのかも知れません。C点は二つの輝点にはさまれて中間に新しい輝点が発生してしまいました。
モンキー星雲の手ぶれ修正失敗例
 実際に使ってみて,はっきりした輝点は本当にまん丸になってしまう感じです。ただし光度差のある対象も同じような直径の点になってしまいやすいです。できるだけ小さいピクセル値を入れたほうがこの点は良いようです。またパラメータによっては新しい点が発生するので要注意です。処理後はかなりノイズが出るのでぼかしなどの修整を加えて整えます。ここまでやるとこの画像は科学的には価値の無いものになっているような気がします。
 また,モンキー星雲のような大小の星がたくさん画像内にある場合はほとんど無理なようです。
 以上,使用報告でした。ちなみにM97はGalleryに追加しました。 
■2003/10/11(土)久々の3連休ですが曇っています。(ー_ー)!!
 なかなか天気に恵まれませんねぇ。仕事の日は結構いい天気が続くんですが・・・・・。
 ということで,今日は,ミニプラネタリウムを改良してみました。
 主な改良点は,
@東京以外の地域から見た状態も表示できるようにした。(今まで東京だけ)
A日本地図上で見たい地域をクリックして移動できるようにした。
B東西南北の変換も日本地図上の方位をクリックして変換するようにした。
Cメシエ天体を表示できるようにした。
D現在時刻の15分前後に加えて,1時間前後,1日前後の空をボタンクリックで表示できるようにした。
などです。クリックした地名は星座盤の左上に表示しています。1日ずつ早送りすると,星が東から西へ少しずつ移って行くのに対して,月が西から東へ移っていく様子がよくわかります。なかなか教育的です。
■2003/10/5(日)野辺山へ行ってきました。
 土曜日,松林君の入院のお見舞いに行ってそのまま野辺山へ撮影に出かけました。先週はほんとに快晴の日が続きすぎて,土日まで持つのか?と気が気ではありません。案の定,山梨は曇りの予報なので長野方面,野辺山へ行きましたが結果は不首尾。気温はぐんぐん下がり,標高1340mの野辺山は気温5度。月が沈んでから,雲が晴れ始め,時々雲の切れた空は見事にきれかったのですが,どんどん雲が流れてきて撮影はできませんでした。今日は野辺山のデータを更新しました。来週は満月かぁ・・・・。
■2003/10/4(土)今の星空が見えるミニプラネタリウムを設置しました。
 ふと,今どんな星が見えるのかな?と思うことがよくあります。ステラナビゲータなどの星の表示ソフトを使えばいいのですがソフトの起動に時間がかかったりしておっくうになります。
 そこで,現在時刻の星空を簡単に表示するミニプラネタリウムを設置しました。月の形や月齢もわかります。15分間隔で早送り,巻き戻しができるので薄明が何時ごろまであるか,朝何時ごろから薄明が始まるかなども調べられます。
 星の名前(2等星以上),星座線,星座名の表示のON-OFFつきです。表示には AstroArtsのステラプレイヤーというソフト(フリーソフト)が必要です。AstroArtsのダウンロードコーナーの注意書きを読んでインストールしてみてください。
■2003/09/28(日)表富士5合目に行ってきました(T_T) コスモス最後の蜜を吸うセセリ君
 土曜日,天気予報を見ていると夜はどこも下り坂。でも,静岡方面は晴れマークなので富士宮方面はOK?と期待して,3時ごろから機材一式車に積み込みを開始した。午後4時ごろ出発。なんとなく雲が多くなってきて,ラジオでは台風16号がどうのこうのといっている。富士山に近づくにつれどんどん天気が悪くなり,スカイライン入り口ではどしゃ降りの大雨になってしまった。上へ上がれば晴れているかも??とか期待しながら5合目へ向かう。6時半ごろ到着。幸い雨は上がったようす。そしたら,いつもの駐車場は,先客が・・・・。
 今日は,新月の土曜日。どこかの同好会なんでしょうか?。超マニア級のドブソニアンや大型シュミカセがすでに待機状態。機材を見ていると写真派ではなく,観望派みたいです。ワイワイがやがやなにやら楽しそうである。しかもどんどん仲間が昇ってきて楽しそうにセッティングしている。
 天気は,曇り。彼ら曰く,絶対晴れる・・・。北極星は見えないけどこちらもセッティングを始める。天気はガスの中。時々ガスが切れて,火星が,見えてくる。
 晴れ上がるのを待って仮眠していたら11時ごろ雨の音にびっくり。ナイロンシートを掛けていてよかったけど,今日はもうだめかな?
 1時間程,様子を見ながら待っていたけど,やみそうに無いのであきらめて,小降りになったところを見はからって撤収。残念!!  帰路,精進湖で仮眠。仮眠のつもりが目が覚めたら8時になっていたので,湖畔を散策してきました。湖越しに見る富士山は,厚い雲の中でした。湖畔は最後のコスモスが咲いていて,虫たちが遊びにきていました。コスモスと虫たちの写真を少し撮って帰路に着きました。
 今日のコスモスと昆虫の写真と,先先週撮った5合目からみた夜明けの写真を一まとめのギャラリーにして,サイトマップから入れるようにしました
■2003/09/26(金)E-List登録から1週間 サイト訪問6500件に
E-List登録から1週間が経ちました。この1週間平均して毎日500件以上のアクセスがあり,あっというまにアクセス件数が6500件を超えました。さすがに,夜になってジオシティトップでの紹介期間が終了するとぐっと減ってきましたが,E-List登録前よりアクセスが多いように思います。すごい威力です。でもランキングはイマイチです。
 さて,今日は,先週撮影した月面の拡大(ジャンサンとレイタ谷付近)をUPしました。
 今週末は,新月。天気が心配ですが,遠ざかる火星とDEEPSKYと土星をターゲットに表富士新5合目に行こう!!
■2003/09/20(日)昨夜から台風15号の影響で雨模様です。
 なかなか週末は晴れてくれません。来週は月の影響が無いのでDEEPSKYの写真を撮りに行きたいけど。
 きょうは,先週撮影した火星の3時間分を画像処理してUPしました。自転の動画も作りましたが重ねあわせがうまくいかなくてぎこちない動きになってしまいました。また,暇があったら直します。
明日は関東南岸に台風接近だそうです。
2003/09/19()YahooE-List
 うれしいです!先週ジオシティーのE-Listに応募していたのですが反応が無いのでだめかな?っとおもっていました。そしたら金曜日におじ様の部屋を覗いたら急にアクセスが増えていてびっくり。もしや??と思ってジオシティトップを見たらE-Listに登録されているではありませんか。早速E-ListバッチをHomePageトップに貼り付けました。ありがとう。
■2003/09/16(火)9/13土曜→9/14日曜,表富士新5合目に行ってきました。新5合目から見た箱根方面の夜明け
 台風14号が長崎沖から朝鮮半島に抜け,天気が回復しそうなので13日(土)は久しぶりに富士山5合目に行きました。17時ごろ5合目に到着。ところが夕食をとりおわって日が沈んだころから急にガスの中に入って何も見えなくなってしまいました。またしても天気に見放されたか?と思っていやな気持ちでそのまま仮眠していました。
 21時ごろ登山者の車の音で目が覚めたらきれいに晴れ上がっていて火星がきれいに輝いていました。急いで望遠鏡をセットして,CCDが冷却できるまでの間,まずは観察に入りました。子午線湾が子午線を過ぎて西に回りこんだところで小さくなった南極冠もよく見えました。大気状態はまずまず,シーイング6/10位か?。ほんとに久し振りに雲に隠される心配をしないでじっくりと楽しむことができました。
 冷却も完了し,22時半ごろから撮影に入り,25時半ごろまで約3時間じっくり撮像しました。火星が西に傾いてからは満月過ぎの月をながめて,満足して帰ってきました。左の画像は雲海に浮かぶ箱根方面の朝焼けです。(大きい画像はこちら)
 火星のほうはとりあえず2枚だけ画像処理ができUP中です。
■2003/09/07(日)昨日,やり残した仕事のため土曜出勤。その後清里の美し森へ
今日こそは一晩中火星の自転を撮るぞ!っと勇んで清里へ行ってきました。残念ながら新規の画像のUPが無いのでお分かりのとおり,雲が多くて,だめでした。
仕方なくきょうは8月30日の火星画像が何とか4枚あるのでこれで自転の動画を作ってみました。たった42分でも結構自転している様子がわかるものですね。
気を良くして,98年のしし座流星群の痕の4分間の変化の画像を動画にしてみましたので,こちらも見てください。単独画像や合成画像では気づかなかったのですが,急に現れて移動する光点が数ヶ所見られます。人工衛星でしょうか?ご存知の方があれば教えてください。

 先日,甘利山の朝の散歩で撮影した画像を甘利山ギャラリーにUPしました。甘利山ギャラリーへは観測地MAPの甘利山から入れます。暇があれば見てください。
■2003/08/31(日)これから遠ざかる火星
最接近の日は残念ながら小雨。二日後の29日,天気回復し,1時間ほど撮影できました
■2003/08/24(日)久しぶりに甘利山にいってきました。アザミと富士山
この3日間はようやく夏の日差しが帰ってきました。金曜日は残業帰りの体で,頑張って家の前で大接近の火星のワンショットを撮りました。朝まで頑張って撮ろうと思っていたら,いざ撮影というときになって,また雲に邪魔されてしまいました。かろうじてBJ32Cで30枚連写できました。
土曜は朝から1日中,新規導入のCADの研修,夜になってから,今日こそは澱んだ空気の上に出ようと思って久しぶりに甘利山に行ってきました。でもこのところの天気は,周期的に夜は曇りになってしまうようです。澱んだ空気のうえは澄んでいたけどアルプスに当たった大気は雲を生んで甘利山はその雲の下になってしまい,結局朝まで雲は晴れませんでした。
 日が昇ってから,懐かしい夏山のにおいを嗅ぎながら山頂付近まで散歩してきました。アザミやキキョウがいっぱい咲いていました。甲府盆地にたまった澱みの上に富士のシルエットが浮かんでいました。
■2003/08/19(火)訪問してくれた人1000人
このサイトを訪問してくれたひとが1000人を超えました。そして,伝言板にメッセージを残してくれた人が2人目になりました。
■2003/08/17(日)曇りと雨で5連休が終わりました。火星早見板作り方
 ついに一日も晴れませんでした。おかげで,HPの工事中が少し減りました。今日は,Pyxisの表示部と操作部の一体化の例を自作工房HASにUPしました。今朝,うれしいことにこのHPを覗いていってくれた方から,掲示板にメッセージがありました。さっそく返事を書きました。ありがとう。
 ところで,天文好きの皆さん,天文ガイドの先月と今月号の付録のペーパークラフトを作られた方もたくさん居られると思います。私も久しぶりに鋏とクラフトカッターを持ち出して作りました。丁寧に全部切り終わってから右の写真の2枚の円盤をくっつける工程で,適当な接着剤が無いことに気づきました。やむを得ず両面テープでくっつけようとしたら,十分位置合わせができてないままくっついてしまい表と裏の円盤がずれてしまい修復できずがっかりしました。

8月3日の火星実写 火星早見8月3日27時30分

 それでも一応,8月3日に撮影した火星面と模様があっているか気になったので,日付をあわせてみたら,左のように,太陽湖が子午線の西に回ったところでぴったり合っていて安心しました。実は,画像処理しない像はここまで写ってなくて,Registaxで浮かび上がった模様が本物かどうか不安だったのです。でも,一安心。
さあて,明日からまたお仕事です。




■2003/08/16(土)大雨が続いています。
お盆休みに入って雨が続いています。マメの散歩も雨の中で,帰ってきたらマメちゃんもずぶ濡れ。台風通過後9日に晴れただけでずっと天気がよくなあい。(しかも9日,10日は,工場の電力調整で出勤日)  ギャラリーにUPするものを撮影に行きたいんだあけどなぁ。昨夜,自作工房HASに暗視野照明装置UnkoキャッチャーなどをUPしました。
■2003/08/07(木)相変わらず曇り空です。
梅雨明け後,気温は上昇してきたけど相変わらず雲の多い日が続いています。銀塩撮影時代に作ったシートの高さが変えられる椅子を自作工房にUPしました。
■2003/08/03(日)夜中,火星が見えました。
星見をあきらめていたら,久しぶりに夜中に火星が見えた。大接近24日前,視直径も22”をこえている。あわてて,家の前で主砲をセットして覗き込んだ。結構,大気が安定しているのか南極冠がくっきりと見え,なにやら細かい黒っぽい模様が見える。しばらく見とれていると新聞配達のおじさんがやってきて覗いていった。冷却CCDカメラBJ32Cをセットして撮像するころになると,雲が出てきて,薄雲を通しての撮影になりかなり露出不足。カラー40枚くらいと白黒100枚くらいを撮像した。RegistaxとPhotoShopで画像処理したものをGallaryにUPしました
■2003/08/02(土)ようやく梅雨が明けた。
ようやく梅雨が明けたらしい。今日こそ,久しぶりに行こう!と思っていたが甲府盆地は相変わらず雲の下で,南アルプスもよく見えない。
望遠鏡のページをUPした
■2003/07/30(水)マメちゃんが日曜日からおかしい!!
 腰砕けのようになって段差を昇れない。ひょっとして狂牛病か??はたまた玉ねぎ食べてちゅうどくになったか?
 皆が不安のなか,仕事を早く切り上げて,昨日森の動物病院安川先生のところへ連れて行った。診療台に揚げたとたん先生,「今カクンといって皿が入りました」。
犬にも足に小さな皿があるそうで,右後足のひざの皿が外れていたとのことでした。名医!!。感激して感謝して帰ってきたのでした。
今日はまだ,痛そうですが段差をためらいながら昇っているのでヤレヤレひと安心でした。
 HPのほうは,ファイル名に半角英数以外やスペースが入っていたものがUPLoadできていなかったのですが,ほぼ修正を終わり,リンクを確認して一応見られる状態になりました。
 ヤレヤレです。
■2003/07/29(火)ファイル名を半角英数字に修正。
昨日ジオシティにUpLOADしたら,送り込めないファイルがいっぱい出てきた。原因は漢字のファイル名だった。今日はこつこつとファイル名を半角英数字にしゅうせいした。フリーソフトの「ファイルから置換」が無かったら多分リンクを繋ぐのにまだまだかかっていただろう。とりあえず修正ファイルをアップロードした。
■2003/07/28(月)自作工房HASにPictor201の操作ガイド図,オフアキシス用視野中心離角表を掲載。
 自作工房HASにPhotoshopLEでつくったPictor201の操作ガイドシートを掲載した。取説では記述が間違っているのと観測現場で使いにくいので作ったもの。フォトプリント紙に印刷するときれいで気に入っている。
 また,オフアキシスガイダーで撮影するときのガイド星をステラガイドなどの星図ソフトで探すときにガイド側の視野がメイン側の写野中心から何度くらい離れているのかデータが必要ですが,それを計算するためのオフアキシス用視野中心離角表を掲載。
 このホームページ全体のデータ量が10MBを超えた。ジオシティの無料範囲は12MBなのでもうすぐ超えてしまう。他の無料スペースサービスを探さないと・・・・。
■2003/07/27(日)主な観測地のページをクリッカブルマップに改良。
地図上のポイントに観測地情報をリンクした。また昨日作った流れる画像のサイズを1/2にして滑らかに動くようにした。自作工房HASの題材をテーマだけ掲げた。
■2003/07/26(土)Homeの背景が流れる画像になった。
M20背景画像をfreeSoftのAnimation Gif Maker(NobuhiroHattoriさん)で動く画像に変更。大空へ昇ってゆく感じ。ありがとう服部さん。
■2003/07/25(金)ほぼ,各ページの素材が揃う。
最小限のページがほぼできた。でも,このままUPしても何も面白みが無く楽しんでもらえそうにないかな・・・・と,思う。もう少し頑張ろっと。
まだ,梅雨が明けない。今年はまた米騒動が起きないかな?心配。
■2003/07/15(火)新宿で献血。
東京都水道局へ出張の帰り,半年振りに献血。400cc。
甲府盆地はずっと天候が悪い。土日のたびに雨。長いこと星を見に行っていない。
■2003/06/29(日)PhotoShopLEで背景やHomeの画像を作る。
使えそうな画像や,昔の写真からボタンやバックグラウンド画像を作り,ぽつぽつとページ作りをはじめる。ギャラリーで使う画像も少しずつそろえていった。とりあえず表示するページは,Home,gyallery,profile,観測地マップ,道具紹介,更新日記くらいの構成に決めた。
■2003/06/28(土)「全部無料でつくるはじめてのホームページ」翔泳社 浅岡省一著 を購入。
index.htmlというのがメインのページになることを知る。フリーソフトのHTML Maker AZUKI をインストール。楽チンです。ありがとう森川元也様。
とりあえず,HPの名前を「星のおじ様の部屋」と名づけ,そこの主になる。
■2003/06/25(水) このHPを開設
ジオシティーの雛形のまま登録したけど,HPがどうやって表示されているのかや,HTMLのことをぜんぜん知らなかったのでとりあえず退散。このままだとどうにもならん!。HTMLのこともジオシティー上で見たけどWordやExelに慣れた体にはめんどくさすぎる!!うぅ・・・・。

M27Ttle